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長期間日本にいなかった場合の永住申請

一般的に、年間で6ヶ月間以上、日本にいなかった履歴のある方は、永住審査上不利になるなどと言われます。この半年というラインは、入管行政において定着性の有無を判断するにあたり、色々な局面で目安になっているようです。永住申請の場合、年間で半年以上日本を不在にすることは定着性に欠けるとして不利になる可能性が高く、一方、定着性になじまない短期滞在の資格で年間180日を超えて滞在することは困難になるといった具合です。

原則として、永住申請を行う際、不在にしていた期間は在留期間のカウントから除外して考えておくのが妥当と思われます。従い、半年間不在にしていたことがある方は、来日から10年半以上経た後に申請した方が許可の可能性は高まるでしょう。これが基本です。しかし何らかの事情で「待てない」「どうしても早く申請がしたい」という方もいらっしゃることでしょう。このような時、「無理だ」とあきらめないで頂きたいと思っています。

不在歴は永住審査上の一要素に過ぎず、年間で半年以上不在にしていた期間があるからといって、それだけで即不許可になるわけではありません。不在にしていた理由や背景が重要です。そして他に積極要素が十分にあれば、永住許可対象となり得ます。

実際に当事務所では、在留10年のうち最近2年間日本を不在にしていた方でも、無事に永住許可を取得され、とても喜んで頂いております。これは他の積極要素次第であり、一概に言えることではないのですが、全体として条件を満たせばこのようなことも可能です。少なくとも、不利な一面のみをもって判断すべきではありませんし、お客様の可能性を狭めるようなことがあってはならないと考えています。永住申請は総合的なアプローチが重要です。あきらめないで下さい。(行政書士岡田秀道)



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