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短期滞在ビザから配偶者ビザへの変更について

日本の入国管理制度において、短期滞在という在留資格は、期間更新(延長)することも、他の在留資格へ変更することも、原則として認められていません。

日本に中長期的に在留することを予定している場合は、来日に先立って在留資格認定証明書の交付を受けることが原則です。この点は、日本人の配偶者として在留を希望する場合も全く同じであり、来日前に婚姻を成立させ、配偶者として在留資格認定証明書を申請する必要があります。

しかし実際は、アメリカ、韓国等、査証免除国の方である場合、短期滞在で簡単に日本へ入国することができるため、まず来日し、日本で婚姻手続きを行った後、配偶者資格へ変更したいと考える方も多くいらっしゃいます。このような場合、入国管理局での取り扱いはどうなるでしょうか。

各地の入国管理局から話をお伺いしますと。。実務上は特段の問題なく変更申請を受け付けているようです。短期滞在からの変更だからといって、特別な資料を提出しなければならないというわけでもなく、また審査上不利に扱われるわけでもないようです。

この背景として、短期滞在からの変更には「やむを得ない特別の事情」が必要とされているところ、結婚等の身分的な事由が生じた場合は、特別の事情として考慮することになっているという審査事情があります。とは言いましても、入国管理局の裁量に委ねられている部分が大きく、今後、対応が変動する可能性もあります。変更申請が不許可になってしまったら一旦帰国しなければならないというリスクは常にありますので、この点は十分ご認識頂いた上で、ご対応下さい。

(当事務所におきまして、これまで幾多のサポートをさせて頂きましたが、短期滞在ビザから日本人の配偶者ビザへの変更において、不許可になった事例はなく、2015年現在全て許可となっています。30日の短期滞在ビザからも許可となり得ますし、知り合ってからの期間が短い場合でも、それだけをもって悲観する必要はありません)



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